2016年12月15日
千葉スペシャルはスペシャルだった
できるビジネスマンは、いつも靴がピカピカ。
オシャレかどうかは、靴の手入れを見ればわかる。
とか、よく言われますよね。
そこにきますと私はダメダメ・ビジネスマンです。
先日、泊りで東京出張に行った前の晩は、同業の経営者たちとお酒を飲んでいました。
そこで、ある尊敬する経営者から、私の靴を見て「靴がこれではダメだ!」と言われてしまいました。
うすうす分かってはいましたが、さすがの私も尊敬する方から言われてしまうとショックが大きかったです。
翌朝、東京駅近くの八重洲のホテルを出たとき、まだ少し時間に余裕があったので、どこか靴を磨いてくれるところはないかと東京駅の方に向かい出したら、偶然こんな店を発見して今いました!
靴磨き屋さんって、路上で営業しているものとばかり思っていましたら、こんな店があるんですね。
ドアも無く、2方向の壁が解放されていて、ほとんど屋外、という感じです。
生まれて初めての靴磨き屋さん、恐るおそる足を踏み入れますと先客がいました。
待つこと10分ほど、いよいよ私の番です。
靴はご覧の通り、こんなひどい状況になっておりました。
これは、ひどい…
改めてみると、よくこんな靴で仕事をしているな、ですね。
まず、靴を脱いでビニールの袋のようなものを足に被せて再び靴を履く、そして磨きだす。
なるほど、これなら靴下が汚れませんね。
街で見かけた靴磨き屋さんとは、一味違いそうです。
目の前で、みるみる靴が光り出しました!
いやー、正直言ってこんなに変わるとは思いませんでした。
恥ずかしいほど(汚いほうがよっぽど恥ずかしいのですが…)ピッカピカです。
靴磨きが終わった後、スタッフの方と少しお話しました。
昔は有楽町の路上でやっていたそうですが、法律の関係でできなくなってしまい、有志の方々の協力で復活したそうです。
この英国風の伝統的なスタイルでプロの技を見せてくれたこの店は、「千葉スペシャル」という有楽町界隈のビジネスマンで知らない人はいないと言われるほどの靴磨き集団の八重洲の支店だそうです。
素敵な笑顔と、ピッカピカになった靴で、気持ちも靴も洗われた感じです。
今度は、また別の靴を履いて、ここに来よう。
1,100円なり。