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2015年11月02日

地盤改良工事について

またしても建築業界の信頼性が疑われる問題が発生しましたが、地盤のことは地中深くのことなので、いったい中はどのようになっているのか、出来上がってしまっては分からないのが現実です。

 

 

この事件で気になるのは、元請の建築会社が表になかなか出てこなかったという点です。

最近になってやっと表に出てきた気がします。

 

 

もちろん販売元のディベロッパー会社が元請建築会社に発注したわけですから当然そこに大きな責任があるのですが、我々元請の建築会社からすると、やはり元請建築会社の責任は重いのです。

 

 

私が思うには、販売時期が決まっていて工期に余裕がない、追加的な工事が必要と現場が判断してもそれを許さない状況、という事が大きい要因の一つだと思っています。

 

 

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柱状改良と呼ばれる安江工務店での地盤改良工事

 

 

安江工務店は木造住宅がメインですが、地盤に関して当然ながら非常に気を使います。ましてやお客様から直接、設計・施工一貫して建築を請け負うのですから、責任はすべて我々にあります。

 

 

では、だからといって、何でもかんでも地盤改良すればよいわけではありません。お客様だって無駄な地盤改良をさせられ過剰な出費をしたくはありません。

 

建築会社の中には、売上げ重視でやたらに追加工事として地盤改良を薦める会社もあり、非常に不透明です。

 

 

ですから我々は、地盤調査は専門会社に依頼しますが、その土地の地層データや周辺状況も考慮し、場合によっては2社以上で調査をします。

 

さらに、地盤改良の要否・工法などの判断は社内の設計部門だけでなく、セカンドオピニオン、サードオピニオンも利用し慎重に検討するのです。

 

 

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 配置図に基づき、的確な位置での地盤調査

 

 

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地盤調査のデータ解析には専門的な知識が必要

 

 

 

慎重な検討を重ねた結果、いざ地盤改良をすることになった場合は、作業者の勘だけでなくキチンと施工深度・積算回転数・回転トルク・圧入圧などの数値管理を行って適切に作業を行います。

 

 

そして、その結果を発注者であるお客様に写真と共に報告書として提出をいたします。

 

 

検尺

柱状改良の深さをデータと写真で示すことも必要

 

 

ここまでやらなくては、現在求められる本当にいい家は作れないのです。地盤がダメでしたら上にいくら良いものを作っても全く意味がありませんからね。

 

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