2014年01月28日
カンボジアから帰ってきて
先日、生まれて初めてカンボジアへ行った。
社会人になってから行ったことのある東南アジアの国はバリ島のあるインドネシア以外はこのカンボジアが初めてでした。
現地で買い物をしていると、誰かがお尻のあたりを突っついてきた。
振り返ると誰もいない…、ふと下を見ると、まだ小学生にもならないような小さな少年が両手を合わせた後、私に手を差し出してきた。
私はそういったときに施しはしない主義にしているのですが、その子を見た時に思い出したことがあります。
もう10年近く前からになりますが、カンボジアの子どもたちに支援をしていたことを!
プラン・ジャパンという支援団体です。
社長になってしばらくしたころ、父親から「仕事ばかりに打ち込むのではなく、何か慈善活動のようなものにも参加したらどうだ。」との勧めもあり、このプランジャパンの支援活動に参加することにしたのです。
なぜここかというと、何を隠そう私の両親が昔、ここの活動に参加していたのです。
当時も現地の子どもたちの様子が定期的に報告書で届くのですが、それが英語だったので(現在は日本語に翻訳されてきます)、当時高校生だった私がその英語の文章を訳して母親に伝えていたことを覚えていたのです。
そして私も参加するようになり、まあ参加と言っても毎月自分の口座から僅かな金額ではありますが引き落としされているだけでしたので、すっかり意識しないでいました。 その時に自分が選んでいた支援対象国がカンボジアでした。
そんな国にいま自分が来ているんだと思ったら不思議な縁を感じました。 そんな想いに浸りながら家に帰ってきたところ、プラン・ジャパンからの報告書が届いていました。
支援する村の子どもも、もう何人目になるでしょうか…、一度くらい手紙を書いてみようか、あの場所でどんな暮らしをしているのだろうか、そんなことに思いを巡らせる夜です。