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2013年03月16日

フランス南西部の住まいⅣ最終回(Andorra・アンドラ公国)

フランス南西部の旅もいよいフランスの国境を越えて、スペインに入って終了となります。

 

その前に…

 

フランスとスペインの国境にはピレネー山脈があるわけですが、その山頂に小さな小さな国があるのをご存知でしょうか?

 

その国の名前が「アンドラ公国」です。

日本の金沢市ほどの本当に小さな国です。

 

フランス南西部の住まいを巡る旅は、この街を紹介して最終回です。

 

前回のカンパンからおよそ300㎞のバスでの移動です。

 

 

ピレネー山脈の峠まで来ますと、白銀の世界になってきます。

冬場はスキーを楽しむヨーロッパの人々のリゾート地でもあります。

 

 

峠を越えますと街が現れてきます。

これがアンドラの町です。アンドラはタックスフリーの国として週末となりますとフランスやスペインからの買い物客でにぎわい発展してきました。

 

新しいものもたくさんありますが、古くからの住まいづくりも現代まで引き継がれています。

 

雪の多いリゾートらしいどっしりとした佇まいの家です。

 

 

路地に入ってゆくと傾斜地に数百年は経っていると思われる石造りの建物がたくさんあります。

 

 

この辺りの家は、外壁を漆喰などで覆ってきれいにすることをあまりしていません。

積み上げた石がそのまま見えます。

 

 

 

山中ということもあり、ここでも粘板岩の石が瓦です。

もう何年たっているのでしょうか、瓦の表面には地衣類も生えています。

 

 

今回の旅で感じたことは、石や土や木などの自然素材を利用した建物は、古くなってもボロくなるのではなく、まるで骨董品のようにいい感じで年を重ね、貫録さえも醸し出してゆくことを再認識しました。

 

現代の日本での家づくりには、様々な制約も多いですが、我々は可能な限り自然素材を利用して、末永く愛着をもって住まうことのできるような家づくりをしてゆきます。

 

 

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