2011年11月26日
大山白山神社 秋の大祭
大祭といっても集まってきている人は地元の方ばかり、出店も6軒だけです。
小さなころから白川町へは行くことがあっても、大山白山神社に行ったことは一度もなかったのですが、自分の祖先を探るうちにここへ一度足を運んでおくべきと感じたのである。
水あめのおじさん、「こうやってよく練って、細かく空気を入れると飴がまろやかになっておいしくなるんだ。」と熱心に講義してました。
良く売れてましたよ。
神社にある由緒書きによれば、1294年前(養老2年)に白山比咩神社(しらやまひめじんじゃ)、つまり全国に2,000余りある白山神社の総本山より分霊された歴史的にもかなり古い部類にはいる由緒正しい神社なのです。
その後、544年前(文明12年)に野原城主安江中務尉基政が神殿を再興し、以後は安江一族が社殿の維持復興にあたったといわれているそうです。
ここで安江氏が登場しますが、私の調べによると安江氏がこの地、白川に来たのはこれより80年ほどさかのぼります。
社殿にある神社幕にも伯父さんの名前がありました。
総代をやった時に寄進したのでしょう。
白川町の佐見地区は江戸時代末期までは神仏習合(混交)でしたが、明治3年に苗木藩による行き過ぎた廃仏毀釈の流れにより、ほとんどの人たちが神道一辺倒になってしまいました。
海抜862メートルのところにある奥の院まで上ると北側への絶景が広がります。
奥の院への階段です。
左側が古くからある階段で、右側が近年作られたものです。
登ってゆく途中で、国指定の天然記念物にもなっている大杉があります。
樹齢は1200年以上だそうです。
ここまで上がってくるのは大変です。
でも、地元の子供たちは元気いっぱい。
今は車でかなり近くまで上がってこられますからね。
乗鞍岳や石川県の白山を見渡すことができます。