2007年04月25日
25年ぶりの床屋さん
先日、25年ぶりに床屋に行きました。最近は美容院ばかりで、高校時代に行ったのが最後です。なぜ、美容院に行くようになったかというと…
高校時代は「たのきんトリオ」というグループが流行ってまして、私も格好良く近藤真彦みたいな髪型にしたく、いつもの床屋へ行きました。小さいころから行っている床屋でしたので、少し照れながら
「近藤真彦みたいな髪にしてください」
と頼みました。
床屋さんは張り切って、ぼくの髪にパーマを巻き始めたのです。初めてのパーマでした。
「しっかりかけといたでな。」
といわれ、鏡を見たら… そこには、グリグリにパーマのかかった自分がいたのです。
(まずい。明日、学校に行けない!!!!)
床屋さんとしては、せっかくのパーマだからしっかりかけておくのが良い、と思ったのでしょう。わたしは何も言えず床屋を出て、その足で薬局に行きパーマ液を2回分買いました。
そして、家に帰ってから半分泣きながらパーマを落としたものです。
それ以降、二度と床屋というところに行くことはなかったのです。
そして先日、髪を切ろうとどこかに美容院がないか探していたところ、オシャレな看板が目に入りました。「BARBER」と書いてあるので床屋と分かりましたが、美容院のような雰囲気の床屋でしたので、チョット期待を胸に思い切って入ってみたのです。
店内はジャズが流れていて、待合い席にはマッサージチェアです。私は好奇心もあり、何もかも含まれた「ファーストクラスコース」というのをお願いしました。カットの他、頭皮マッサージ(抜け毛予防)、フェイスマッサージ、ハンドマッサージ、ネイルケアなどが含まれています。そしてカットする席にもバイブレータのマッサージが付いていいます。まさに王様気分のファーストクラスでした。最後はドリンクサービスまで付いています。
パンフレットのキャッチコピーに
「男として生まれた喜びは何ですか。趣味ですか、お酒ですか、それとも… それを実感してください。」
と書いてありました。
なるほど。しばらく床屋が続きそうです。